おはようございます!
日本に戻りました、Mayutaです(^^)/
正月早々昼夜逆転してしまい、寝れません。笑
さて、去年になってしまいましたが、2019年の年末に知り合いの方から『英語を教えてほしい』と言っていただき(その後ベトナム語も少しお教えしました)、6回ほど授業形式で特に英文法についてお教えしてきました。
私自身1学習者でしかなく、教える資格あるのか…というところもありますが、一応日本国内ではそれらしい資格は取っているので形式的にはokか…ということで始めましたが、終わってみたら、『とても良かったです!』と言ってもらえてうれしい限りでした!(^^)!
たったの6回しか教える機会がなかったのですが、私はどの言語を学ぶ時も「超々文法主義者」なので、『文法主義者の語学学習者の人って何考えてるんですか?』という点を中心に、文法を学ぶことの意義に始まり、中学・高校と何故あのような形で文法項目が存在したのか、その理由について説明しながら各論で文法の説明をしました。
今日はその時話をした内容について、自分向けの備忘録も兼ねて、まとめておきたいと思います( `ー´)ノ
この考え方が、私自身語学が好きになったきっかけでもあり、その後の語学学習の基本フォームにもなっていると思います。
⓪はじめに~皆さん、これって知ってますか?~
①英文法ってなんで学ぶの?
②英語の文法の中心って何?
③文法項目各論の意味
⓪はじめに~皆さん、これって知ってますか?~
始める前に、まずいくつかご質問です。
皆さん、以下の質問について、それぞれ認識をお持ちでしょうか。決して100%正解でなくても構いません。『こいつはこんな感じのやつ』という感覚があればokです(^^)/
- S,V,O,C,M、それぞれ何のこと?
- 英語の「品詞」と日本語の品詞の違いって?
- S,V,O,C,Mになれる品詞は決まっている?それとも適当?
- 英語における「文」って何?
- 時制とアスペクトって何?
全部知っているよーという方は、恐らく英語は問題無し、という方だと思います。『え、1つも知らないんだけど…』という方、大丈夫です、恐らく日本の中高を卒業した方の8割以上が「知ってて1つか2つ」という感じのようです。
私も高校を卒業する直前くらいに知りました。笑 ちなみに、大部分を教えてくれた先生は、当時の代々木ゼミナールの富田和彦先生です。私の文法好きも先生の授業を取ったところから始まりました。たくさん英語の本を出版されていると思いますので、興味がある方は是非書店で手に取って見てみてください(^^)/
当時の私ですが、先生の言葉を借りれば、英語が「読めていた」のではなく、「知ってる単語の連想ゲームでたまたま勘が当たっていた」という状態だったのだと思います。
何故か?
それは英語という言語の基本ルールについて、認識が著しく欠けていたからです。もちろん、今でも100%正解かというとそうではありませんが、「日本人としてそこそこの英語運用能力を発揮する」、というレベルでは、十分理解でき、使えていると思います(10年前ですが、英検1級も取れましたし…)。
私自身は、これまでの英語やその他の外国語を通じて、上記の質問にあげたような観点が言語学習の要点の7割以上を占めている、と思っています。
ということで、実は英語学習者の多くの方が「見落としたまま勉強を続けている」可能性があるんです(; ・`д・´) 「知識」というよりも、「心構え」だと思ってください。
「知識」は定着して運用できるようになるまでかなり時間がかかりますが、「心構え」はすぐに変えられると思います(^^♪
単語をたくさん覚える、これってものすごい努力ですし、せっかくならその努力がより多く活かされる状態に…というときに、後押ししてくれるような視点になると思います。
このお話をした際、今回英語を教える機会をくださった方々からは、『目から鱗でした、中高で知りたかった』とか、『英文法への見方が変わりました』、と言ってもらえました(^^♪
①英文法ってなんで学ぶの?
さて、⓪でご質問した内容について、私のゆるーい認識(⇒)と何を確認したかったか(☆)、という点はこんな感じです↓
- S,V,O,C,M、それぞれ何のこと?
⇒主語、述語、目的語、補語、修飾語の5つで、文中の各語句の役割を示す。
☆5文型を習ったことがあるかどうか
- 英語の「品詞」と日本語の品詞の違いって?
⇒英語は前置詞があるが、助詞はない。英語には形容動詞という区分はない、etc.
☆これまで英語の品詞を意識したことがあるか
- S,V,O,C,Mになれる品詞は決まっている?それとも適当?
⇒Vは動詞、S,Oは名詞的、Cは名詞/形容詞的、Mは形容詞/副詞的、または
「前置詞+名詞的」という一定の決まりがある
☆〇〇語と△△詞の関係を知っているか
- 英語における「文」って何?
⇒大文字で始まる冒頭からピリオドまでの文字列で、5文型を少なくとも1組含むもの
☆英語における「文」の基本条件を知っているか
- 時制とアスペクトって何?
⇒時間に関する概念(いつの動作か)と行為の様相(進行・完了)に関する概念
☆英語と日本語における感覚の違いを知っているか
如何だったでしょうか?あまりピンとこない方も多かったと思います。
小難しく聞こえるかもしれませんが、こうしたルール・法則は詳しいほうが有利です。
スポーツやゲームなんかも、見様見真似である程度まではなんとかなりそうですが、ルールを知っているのと知らないのでは、最終的に差が出るものだと思います。ルールを逆手にとってできること、なんかもあります。これは、ルールを知らない人にはできません。
前半の4つが英文法の7~8割程度、最後の時制・アスペクトが残り2~3割といった比重になると思いますが、皆さんがパッと思い出せる文法項目は、そのほとんどが前半4つ、特にS,V,O,C,Mによって表される5文型が原点になります。
標準的な高校英語の教科書(今はどうなんでしょうか…)では、恐らく5文型は一番最初に習う項目と思います。ただ、ほとんどのケースでよくわからないまますっ飛ばされているか、説明を聞いてピンとこないまま記憶の片隅へ埋没してしまっているのではないでしょうか。
私も高校卒業の直前まで埋没されていて、ただひたすら単語を覚えては、長文を単語力のみで乗り切っていたような日々でした。
5文型を深く知ることで、英語を見る視点がガラッと変わるはずです。
また、品詞については、これといってきちんと学ぶ機会があった記憶がないのですが、品詞区分が5文型の要素である「〇〇語」というものに関連する以上、覚えておいた方が当然便利です。
もちろん、名前を知るだけでなく、よく観察して自分なりの理解を深めることが大事ですが、まずは名前を意識しながら単語を見る、という「心構え」を持ってみてください(^^)/
②英語の文法の中心って何?
①で記載のとおりですが、私個人としては、英語における文法の中心は「5文型」と「時制・アスペクト」の2つです。特に、「5文型」はとても有用な考え方です!今回は「5文型」に焦点を当てて以下書いていきます。
さて、みなさん、5文型全て言えますか?
第一文型:SV、第二文型:SVC、第三文型:SVO、第四文型:SVOO、第五文型:SVOC
ですね。これにところどころMという要素が入り込んで、1文というのが完成しますね(‘ω’)
以下は一例です。
I moved to Hokkaido in 1990. ⇒S (I) V (moved) M (to Hokkaido) M (in 1990).
He got angry. ⇒ S (He) V (got) C (mad)
He punched the guy yesterday. ⇒ S (He) V (punched) O (the guy) M (yesterday)
Last Christmas I gave you my heart. ⇒ M (L/Xmas) S (I) V (gave) O (you) O (my heart)
The news made me happy. ⇒ S (The news) V (made) O (me) C (happy)
ここで、5文型とS,V,O,C,M、品詞の関係性について触れます。
1.S,V,O,C,Mは役職・ポジション名で、品詞は個人の属性
『Vは動詞!』と覚えている方多いと思うのですが、私は「述語」と呼ぶのがしっくり来ています。何故なら、他の要素は全て主語、目的語、補語、修飾語と「〇〇語」になるからです。正しいかどうかわかりません( ;∀;)
S,V,O,C,Mは役職・ポジションであると書きました。これはどういう例えかというと、「誰でもなれるものではない」ということです。
例えば、野球チームで、例えばとある企業で、ある役職・ポジションを担う人を選抜しなければならないとします。リクルート活動です。この時、誰でもいいですか?
『ピッチャーは肩が強い人』、『この役職は〇〇経験者で知見のある人』など、「個人の経験・スキル」による選抜が行われるのが普通だと思います。
英文法の役職・ポジション決めにおける「選抜条件」というのが「品詞」にあたります。選抜される側の立場からすれば「応募条件」といっても良いでしょうか。とにかく、「ある役職・ポジションにつく」には、一定の要件を満たす必要があるわけで、それを知るには「品詞=個人の属性」についての情報が必要になるわけです。
個人の属性を見誤ると、チームではリクルート失敗になり、英語においては正しい文でなくなってしまいます。
どうでしょう?『あれ、品詞覚えた方がいいかも…』と思ったら私の思うつぼです(^^)←
2.5文型はフォーメーション
続きまして、5文型ですが、これは先の野球チームや企業の例に合わせるなら、「フォーメーション」or「戦略・方針」にあたります。
「各プレーヤーがどのように動くべきか」の指示が出されるわけですが、追加メンバーが必要であれば、再度リクルートがかかります。
指示が出されたらその指示に100%沿って動くのが組織の重要ポイントであり、英語においても同じです。
さて、それでは、こうしたフォーメーションの指示は誰が出すのでしょうか?
3.Vはリクルート権を持つ監督
フォーメーション指示を出す役割はVが担っています。Vになれるのは、「動詞」ですね。動詞は役職Vに就くことができ、そのポジションからフォーメーションの指示を出します。
このフォーメーションについても、ベテランの監督(get氏)であればたくさん型を持っていますし、新米監督(receive氏)の場合は、1つだけということもあり得ます。
get監督の場合
SV、SVC、SVO、SVOO、SVOCの全てのフォーメーションを使える
receive監督の場合
SVOフォーメーションのみ使える
監督が『今回はこのフォーメーションで』という方針を立てた瞬間に、必要なメンバーが決まりますね?そうすると、監督によるリクルートの始まりです。
『君は足は速いかね?』、『君は打撃はどうだね?』という観点で探しに行くことになると思いますが、英文法の場合は「品詞」によって選定がなされます。
Sのポジションの募集であれば「名詞的」な語句のみが応募の権利を持ち、監督に採用され得ます。Cのポジションの募集なら「名詞的」または「形容詞的」な語句が応募権を持っています。
ここで、フォーメーションについては、得点を取りに行くフォーメーションなのか、守備重視のフォーメーションなのか、によって意味合いが異なりますが、英文の場合は、「動詞が異なる訳になる」ということになります。
ここで大切な点が一つ。
監督はフォーメーションを必ず1つ決める必要があり、フォーメーションを決めた瞬間に必要なメンバーは必ず集めなくてはなりません。そうでなければ、チームが成り立たないからです。
例えば、receive監督はSVOフォーメーションを採らなければなりません。フォーメーションを行使しない人は、監督に就任できないのです。また、SとOのポジションに、必ず1名ずつ採用しなければなりません(ポジションSにIさんだけ採用する、等はダメ)。
また、一つのポジションに2人以上採用することもできません。英文では、一つのポジションに入れるのは1語句(1単語とは限りません)のみです。
4.Mはサポーター
厳密には5文型の役割・ポジションではない、Mという役職・ポジションがあります。これは、サポーターだと思ってもらえればよいと思います。サポーターなので、監督のリクルート権の外にいる存在です。
何人入っても構わないわけですが、サポーター会員規約として、一定の縛りがあります。それは、Mになる品詞条件になりますが、先に記載したとおり、Mは形容詞/副詞的、または「前置詞+名詞的」であることが条件になります。
Mの役割は2つあります。1つは「文中の名詞の説明(=形容詞的役割)」であり、もう1つは「動詞または文全体の補足説明」です。いずれもVの指示によるものではなく、Mが誰を応援しているのか、確認する必要があります。
「応援したい相手の傍にいるケース」もあれば「ちょっと離れた場所から応援しているケース」もありますので、一概になんとも言えませんが、前者で近くの相手が名詞(ポジションはSかOがほとんど)の場合は形容詞的役割を担っているといえるでしょう。そうでなければ、多くは文単位の修飾か、副詞の役割を果たしていることになります。
最後少し細かい話になってしまいましたが、「文型」が英文法の中心にいる存在である、というお話でした(^^)
③文法項目各論の意味
さて、②で『5文型が英語の文法の中心である』としました。これを念頭に他の文法項目各論について触れます。
みなさん、英語の文法の項目名適当に挙げてみてください…
4つ以上挙げられた方は英文法の記憶が新鮮な方でしょうか?!(^^)!
次のような文法項目覚えてらっしゃいますか?
- to不定詞
- 動名詞
- 分詞の形容詞的用法
- 分詞構文
- 名詞節のthat
- 関係代名詞
- 副詞説のthat
これ全て一見バラバラに見えて、全て一つの方針に向かっています。
それが「5文型」なのです。
これらの文法項目を学ぶ目的は『5文型のフォーメーションのメンバーにするため』のお作法を勉強することなのです。
一番わかり易いものが、色を付けた前半4つなので、そこに触れたいと思います。
さて、to不定詞、動名詞、分詞の形容詞的用法、分詞構文、これらすべてに共通する要素は何でしょうか??
はい、動詞ですね!(^^)!
これらの文法項目は「動詞」が「名詞」、「形容詞」、「副詞」のいずれかに転身して、S,O,C,Mのいずれかになるためのお作法にあたります。全て「5文型」に着地させるためのものです。
例えば、Like監督という名監督がいて、playさんがどうしてもその監督のチームに入りたいと思っているとします。
しかしながら、Like監督が募集しているポジションはSとOですので、playさんは応募資格を持っていないことになります(∵SとOのポジションに応募できるのは「名詞」だけ)。
さて、どうしたものか…というときに活躍するのが、「to不定詞」または「動名詞」です。playさんは「to play」か「playing」と姿を変えることで、「名詞」として応募資格を持てるのです。
⇒ I like to play tennis. / I like playing tennis.
以上、元々動詞である単語を、「名詞」のように扱うためのお作法がto不定詞と動名詞にあたるのですが、同様に形容詞的扱い、副詞的扱いをするためのお作法もほぼ同じ形式をとりますね(分詞については過去分詞も含むので、全てingとは限らない)。
ということで、監督に就任した動詞とは別の動詞を「S,O,C,Mに落ち着かせる」ための文法項目が、色付けした4つになるのでした。
同様に、名詞節/副詞説のthat、関係代名詞についても「文単位で名詞/形容詞/副詞的な使い方をする」ためのお作法であり、これもS,V,O,C,Mに着地させるため、「5文型」に収束させるための方式にあたります。
さて、大分長くなってしまいましたが、「5文型」が大切な理由、上手く伝わったでしょうか( ;∀;)
読んでくださった方、是非コメントでFBなど頂けますと幸いです。
それではまた次回(^^)/

5文型が大切なことがよくわかりました。もう一度5文型をおさらいします!ありがとうございます😌
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masterpiece2019さん
ありがとうございます(^^)/
「受験英語は×」みたいな風潮があるのですが、それは教え方などの問題であって、内容そのものまで否定されるものではないと思うんです。実際ものすごく役に立つ考え方の一つなので、一度見返してみると良いと思います!(^^)!
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私もそう思います!本当に教え方ですよね!でも間違った情報に英語学習者は振り回されていますね!文法は必要ないとか、日本の英語教育のせいで喋れなくなっているとか、、、日本人はネイティブでないので中学文法は基礎の基礎で絶対に必要だと思います!高校もですが〜
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masterpiece2019さん
そうですね。最近日本では「英文法の鬼100則」という本が流行っているようで、私も今日本屋で立ち読みしてきたのですが、内容はとてもよかったです。評判になるわけだなぁと。
一方で、冒頭にこのような紹介文がありました。
“英文法はパターンや「例外」を暗記するのが苦痛…そんな「使えない」受験英語から脱皮しましょう”
商売文句だと思うのですが、私はこういうの見るとちょっとがっかりしますね。ミスリーディングが過ぎるというか、「使えない受験英語」という意味を、一般の人は勘違いすると思うのです。「使いこなせていなかった」くらいの説明ならまだわかりますが。とはいえ、世の中にあふれているものに比べたら、全然気になるレベルではないのですが。著者本人の言葉というより、出版社の方で付けているんだとは思います。
しかし、私が勉強していた10年前に比べると、英語教材もかなーり増えていて、久々に色々読んでみたくなってきました(^^)
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