【教材レビュー_英語】究極の英語学習法K/Hシステム基本編

こんにちは!Mayutaです(^^)/

 本棚を整理していたところ、大学生の頃に取り組んでいた懐かしい1冊が出てきまして、そういえばこの1冊で英語の能力がだいぶ変わったかもな、と思う1冊でしたので、記録しておきたいと思います。

 この本に取り組んだのは大学1年生だったと思いますが、入学直前にニューヨークへの旅行に行き、そこで英語がほとんど話せなかったことに愕然とし、帰国後に本屋さんで見つけた1冊だった…はずです。笑

 この教材を通じて、所謂『シャドーイング』の本質的な意味合いと、具体的な練習方法、練習中の意識の持ちようなどを学べ、それがその後の中国語、インドネシア語、ベトナム語…と続いて今に至るような気もします。

それでは早速…(^^♪

  1. 教材概要
  2. お薦めポイント
  3. 良さそうな学習開始レベルと使い方

1.教材概要

 新装版で中身は大きく変わっていないと思いますが、こちらです👇

 構成としては理論編⇨実践編で、理論部分では英語が聞き取れない理由の解説や、その解決のためのトレーニング方法が示されています。

 細かくトレーニングメニューが組まれており、今でこそアプリやらコーチングやら、いろんなサービスが出てくるようになりましたが、元をたどればこれなんじゃないか?というくらい、しっかりとステップが踏めるような作りになっていると思います。更に各ステップで、「なんのために練習しているんだっけ」という目的意識も持ちやすくなっています。

2.お薦めポイント

 以下、管理人の独断と偏見によるお薦めポイントです!

  • 1分程度の短い内容をとことん練習する経験ができる
  • 音⇨意味⇨統合のステップがその後の学習の基礎になる

●1分程度の短い内容をとことん練習する経験ができる 

 みなさんもなんとなく聞き流しを続けてみたり、気が向いたときに音読してみたり、という行動は取っていると思います。それも無意味とはならないと思いますが、本書では短く見えるが濃い内容の文章について、徹底的に練習させられます。

 「このくらいでいいんじゃない?」というレベルではなく、完コピを目指して練習することが推奨されています。そもそもが同時通訳者向けの訓練方法ですから、当然生半可ということにはならないでしょう。

 同様の訓練をその後も同じように積めるか、と言われれば、私は無理でしたが、とはいえこの集中的なトレーニングがきっかけで、英語のリスニング力とスピーキング力は大きく伸び、その後の英語力upに大いに役に立ったことは間違いないと思っています。

●音⇨意味⇨統合のステップがその後の学習の基礎になる

 徹底度合いは保てなかったものの、「音」と「意味」を分離して学習を進めるという発想とやり方は、本当にその後の語学学習の糧になってきたと思います。「意味は後からついてくるでしょう」と少し気楽に構えられるようになったことや、「まず音に集中しよう」と、意味が取れないことにイラついたり落ち込んだりすることも減ったと思います。

 音が楽にならなければ意味に頭を回せない、という話を聞いたことがあるかもしれませんが、順次自動化した先にすらすらと理解し、ある程度の返しが出来るようになるタイミングがやってくる、ということもこの本で体感できるかな、と思います。

3.良さそうな学習開始レベルと使い方

 このシリーズは現在「0.はじめての」「1.基礎編」「2.中級編」「3.上級編」と、4冊構成となっているようです!

 私が当時の版で学習したものと同じ例文が「1.基礎編」の内容となっていましたので、ある程度英語の勉強はしていて、文法や基本語彙は分かっている、という段階の方は「1.基礎編」から始めても問題ないのかな、と思います。

 ただ、「0.はじめての」もありますので、ちょっと不安かな、という方はそちらからやってみても良いでしょう。

それではみなさん、またお会いしましょう(^^)/

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