こんにちは!Mayutaです(^^)/
ベトナム生活も残りわずかとなり、中年男の人生の夏休みも遂に終わりを迎えようとしています。本当にいろんな経験ができ、ベトナム人の方々との出会いも本当にたくさんあり、今後の人生のプラスになりました( ;∀;)
さて、突然ですが、今日は英語の勉強法について少し書いてみたいと思います(留学に関する記事、続編かけてないぞー( ・`д・´))。英語に限らず、外国語学習全般に当てはまる部分もあると思いますが、今回は特に『英語』にフォーカスして書いていきたいと思います(実は最近ベトナムでも、知人(日本人とベトナム人どちらも)に頼まれてボランティアベースで英語を教えています)。
まず、広く外国語学習に関する(もっと言えば、「新しいことを学ぶこと」に関する)話題になってしまいますが、「外国語学習における最適な方法」は人によって異なる、というのが個人的な持論です(当たり前といえば当たり前ですが)。
何故か?人によってそれまでに蓄積されている知識や経験、趣味・嗜好が異なり、それ故にある物事へ接するスタンスやアプローチ、分析手法が異なるからです。この違いというのは、個人個人の特性・強みでもあるので、それを活用して学ぶことを意識するとよいと考えます。
ちょっと脱線しますが、一般的な文系・理系のイメージで、『英語は文系科目か、理系科目か』と問われたら、皆さんどのように回答するでしょうか。
中高生の頃の私は、どちらかというと理系科目だと思って英語を勉強していました。というのも、元々は数学が好きで、それに似ていると感じた文法をかなり重視して勉強したからです。英語の文法はロジカルで面白いなぁ、という感覚を持っていますが、一方で日本語は母語だからかもしれませんが、100%文系科目という認識でいました。
これはある意味で思い込みになってしまうかもしれませんが、こういった個々人の違いが、アプローチ、分析手法、記憶法の違いとして表れてくるものだと考えています。
また、言葉の勉強となると、『センスが…』、『才能が…』ということをよく見聞きしませんか?これも持論になりますが、センス云々よりも続ける努力と自身の学習状況の客観的な分析の方が大事だと考えています。
基本的に「外国語のセンスのある人」というのは、「自分の持つ知見・特性を理解して外国語学習に取り組める人」だと思っています。それは、先天性のものではなく、「自分を分析する」という訓練で身につく技術だと考えています。
私は大学生の頃から英語の他6,7か国語くらい勉強していますが(一定レベルになったものは限られますが)、どの言語を学ぶ時も、英語学習を通じて得た「自分の持つ知見・特性に関する理解」がベースになって学習してきましたし、新しい外国語を学ぶたびに知見も特性も変化してきたので、高校生の頃英語を勉強していた私と今の私では学習法やアプローチも大分変っていると思います(改善方向、プラスの意味で)。
ただ、一点だけ「音感」については、運動能力に近い部分があるので、大人になってからだと所謂「センス」的な違いがあるのは事実だと思います。ただ、これも「音感が少し弱い自分」の特性をしっかり認識して訓練することで、ある程度は挽回できるはずですし、音感自体を鍛えるのに歌を練習したり、ボイストレーニングしてみたり、人とは違った練習法を入れてみるのもいいと思います。
ということで、私がご紹介する方法も、必ずしっくりくるとは限りませんが、もしフィットするようであれば、同じように訓練すれば、同じ結果が得られると思っています。
仮に100%フィットしなかったとしても、個別の訓練方法や考え方の部分が少しでもご参考になればと思います。
【ちょっと長い前置き】
・過去に得た知識や経験、趣味・嗜好によって、「外国語の最適な学習法」は人によって異なる。一方で、それは個々人の強みにもなるので、きちんと理解して活用することが重要。
・外国語における「センス」は、一部「音感」などを除いて、訓練して身につけることできる技術。筆者の持論では「センス」=「自分の持つ知見・特性を理解して外国語にアプローチできること」。
さて、前置きが長くなりました(;^ω^)
ここから英語学習に関して書いていきたいと思います!長くなりそうなので、前半を今回の①で、後半を②に分けて記載したいと思います。
・「英語ができる」の定義づけ
・英語ができるまでに必要な時間
・英語ができるようになるために必要な知識、技術
・英語ができるようになるための訓練方法
・「英語ができる」の定義づけ
『いきなり定義とか言い出したぞ…』と構えられてしまうかもしれませんが、自身のレベルを超えたことは語る資格がないですし、きちんとどのレベルの話をしているのか共通の認識を持つことは大事だと思いますので、各技能ごとにそれぞれ「英語ができる」を定義したいと思います。
Reading
英字新聞の大凡の意味が読んで理解できます。固有名詞や専門用語(特に医学・法律・科学)を除けば、ところどころ記憶が曖昧、全く知らない単語が出てきますが、大凡の意味の理解に影響しないものが大半です。また、自分のよく知る分野の内容であれば特に苦労せず読めます。
Listening
CNNは大学生の頃によく聴いていたので大凡理解できますが、Reading同様にところどころ今の単語なんだろう、というのがあり、個別の話題で迷子になってしまうことはあります。ちなみに、大学4年生で英検1級に合格した際、Listeningは全問正解でした(故に1度で合格できました)。TOEICもリスニングの方は495取ったことがあります。
『ドラマや映画は字幕なしで見れますか?』というご質問も良く受けるのですが、『見て楽しむ分には理解できています』というレベルです。海外旅行するときに映画を見る習慣があるのですが、字幕がなくても『あーいい映画だった』と楽しめる程度には理解できます。ただ、クライム系とか、サイエンス系の難しい用語はポカーン(´Д`)となることありますが、これは日本語だったとしても同じだと思いますので、いずれにせよ自分が楽しむ分には理解可能というレベルです。
Writing
SNSで呟いたり、思ったことを述べたりできます。よっぽど込み入ったことを説明したいときや、ビジネスメールの際は調べてから最終化することもありますが、私生活上はほぼなんとかなっています。文法的なミスも少ないほう、とよく言われますが、英語圏の国での生活経験がないので、「自然さ、ネイティブっぽさ」に関してはあまり強くない方かと思います。
Speaking
初対面の人や、仕事上英語圏の人と話す場合に、大きな支障なく話せます。特に、対面の場合は話題や話す内容をコントロールできますし、自分のよく知る分野の話をしている限りに置いては、普通に話しているように見えると思います。
Writingと同じく、英語圏の国での生活経験がないので、「自然さ、ネイティブっぽさ」に関しては疎く、スラングや「ネイティブはこういう風に言うんだよ」という類のものには強くないと思いますが、聞き直したり教えてもらって理解でき、コミュニケーション上は問題はなかったかなぁと思います。会社勤めしていた頃はよくプレゼン担当を任されましたが、プレゼン後の質疑応答も含めて、十分こなせたかなと思います。
上記は大学卒業後、社会人なり立てくらいの時のレベルです。大学の時に後述する訓練方法でトレーニングしていたので、前職は貿易関連の会社でしたが、帰国子女を除けば、留学・駐在経験ある同僚と同じくらいのレベルでした。その後、社会人になってからは、特に「英語の勉強」として学習することは少なくなりましたが、他の言語学習を続けているからか、思ったほど衰えていません(何故衰えなかったか、の考察は別記事の「留学はした方が良いのか」でも触れたいテーマではあります)。
【「英語ができる」の定義】
・筆者は「ネイティブ」からは程遠いですが、「自分の意見や知っていることを発信する」、「相手の言っていることをコミュニケーション上支障がないレベルで理解できる」というレベルまでは「英語ができる」。
・各技能について、上記のレベルまでを想定して以降の話を進めます。
・英語ができるまでに必要な時間
続きまして、『英語ができるまでにかかる時間ってどれくらいなの?』というお話をしたいと思います。「長年勉強しているのに」、「中高で英語勉強したのに」という話をよく聞くと思います。また、「英語は1年で」とか、「〇〇時間で復習する」とか、「〇〇〇〇時間マラソン」とか、具体的な時間が提示されている教材や学習法の本もたくさんあります。
みなさん、どのくらいだと思いますか?
ここまで書くんだから、『Mayutaは答え知ってるのか…』と期待頂いている方も多いと思うのですが、ごめんなさい、正確にはまだわかっていません( ;∀;)
今はStudyplusのような便利なアプリがあるので、記録する習慣をつければ、中高生から事細かに学習記録を「素早く、簡単に、キレイに」残すことができると思います。私もこのアプリが中学生時代からあれば、どのタイミングでどのようなレベルになったのかご説明できたと思うのですが…
2017年の10月からStudyplusを使っていますが、0からきちんと記録できているのは、直近のベトナム語だけで、その前のインドネシア語も途中から導入しており、この2つの言語については、投入時間と進捗についてある程度実績に基づいて話ができます。
個人差(得意苦手の意識)、語学学習歴(他の外国語の習熟度)や既習知識の差異(使用する文字を知っているかどうか)で異なる部分が出てきますが、「自分の成長に対して効果のある学習をしている時間」である前提で、初めて学ぶ言語の進捗は、インプット型(Reading/Listening)とアウトプット型(Writing/Speaking)の2グループ毎にそれぞれ次のようなグラフに従うのでは…という仮説を立てています。
【グラフ1 入門~中級までの所要時間(仮説)/100を「ネイティブの壁」と想定】

【グラフ2 入門~上級までの所要時間(仮説)/100を「ネイティブの壁」と想定】

①入門の壁(累計60時間程度)
50時間~60時間を越えるあたりで、入門⇒初級レベルに移行すると考えています。文字や発音に慣れ始め、ゆっくりであれば一応自分なりの発音はできる、という段階かと思います。この段階まではインプット型のReadingとListening、アウトプット型は簡単な挨拶や自己紹介程度のSpeakingに先行して時間が当てられることが多いかと思います。
②初級の壁(累計400時間程度)
400時間近辺が初級⇒中級に移行する壁になっていると考えています。基本の文法事項に習熟し、初期に比べると語彙や言えることも増え、楽しくなってくる時期の一つです。一方で、Reading/Listeningのインプット型学習と、Writing/Speakingのアウトプット型学習の比率にかなりばらつきの出る時期でもあるかと思います。ここでの配分(*2類型への投入時間を平均させる、という意味ではない)に偏りがあると、あとで苦戦する、伸び悩むのかな、と思います。
③中級の壁(累計1,000時間程度)
1,000時間が次の壁であり、これを突破すると中級⇒上級に移行すると考えていますが、ここまで来るのはなかなか大変で、多くの人が挫折する区間でもあります。1,000時間を越えれるようであれば、インプット型は相当なレベルまで読んでわかる、聴いてわかる状態になっているでしょうし、アプトプット型も一方的に言い切って終わりではなく、相手の言っていることに応じてキャッチボールができる状態になっていると思います。
ここまでで基礎体力は十分と思いますので、ここから先は新聞を読んだりニュースを聴いたり、いろんな人と話をする中で獲得するインプットを自分の中に取り込んで語彙や言い回しを増やしていく、という作業がずっと続くのだと考えています。
④上級の壁(累計3,000時間程度)
次の壁ですが、実はまだ未検証です(;^ω^) ベトナム語もインドネシア語もまだ3,000時間には届いておらず、どのあたりで”上級者”になれるのか、今後実証できればなぁと思っています。外国人学習者の上級レベルというのは、恐らくネイティブの小学校高学年~中学生レベルなのではないかなぁと思います。彼らと同じように運用できる技能については”上級者”といえるのかと。
自分の日本語について考えてみると、小学校や中学校の時に大人と同じレベルでの文章を書くことはやっぱり難しいと思います。人前でスピーチしたり、プレゼンしたりもよっぽど訓練を積んでいないと無理でしょう。
⑤ネイティブの壁(累計10,000時間程度)
今回グラフに含めませんでしたが(どれも自分で達成できていないので)、恐らくネイティブの壁は10,000時間程度(毎日3時間訓練して10年ですね)の時間が必要になると想定しています。また、壁を越えてやっとネイティブの高校生~大学生くらいになれるのかなぁと考えています。このレベルであれば、ネイティブの大人レベルで読み聴き書く話すができる、ということになろうかと思います。いずれの言語も未踏の地です。
さて、ここで一般的な英語学習について考えてみたいと思います。「中高で英語勉強したのに、全然話せない」という実態については、私は現時点で次のように考えています。
中学校、高校の6年間、教育課程で求められている内容・受験対策として平均して1週間に3時間英語の学習時間(授業で寝ている時間などは除きます)があるものと仮定すると、それだけで英語の学習時間は3 * 52 * 6 = 936時間となり、中級の壁近辺にいます。英語に興味がある中高生、受験勉強の過程で他の科目より時間を費やした人、に関しては、1,000時間を越えていると思います。
しかしながら、この時点で投入される時間のほとんどは、インプット型に偏っていることが多いと思います。「一般的に」言えば、中高卒業時点までで、インプット型のReadingないしListeningは一定のレベルに達することができる、と想定できます。
話せないのはなぜか。単純にアウトプット型への投入時間が足りていないから、と思います。スポーツ理論の本をたくさん読んだからと言って、ボールがすぐ蹴れるかというと、そうではないと思います。
一方で、インプット型への時間投入がアウトプット型技能に全く影響しないかというと、実際には掛け目が入ってカウントされるもの、と思っています。例えばListeningの100の投入は、実はSpeakingに5程度影響している、といった具合です。従って、インプット型とアウトプット型の両方で中級の壁を越えたいと思ったときに、1,000時間+1,000時間で2,000時間かかるかというと、実際にはそれより少ない時間投入で達成できると考えていますし、掛け目も習熟度に応じて上がっていく(Listeningの100がSpeakingの50になる、等)ものと考えています。
中高生の頃の掛け目は10%くらいじゃないかなぁと思いますので、受験勉強も含めてインプット型に1,500時間投じていたとしても、アウトプット型については、150時間程度になってしまうかなと。これが「中高6年間英語を勉強したのに…」の真相だと思っています。
上記の例でいくと、アウトプット型のトレーニングを残り850時間積み上げる必要がありますが、これは1日3時間勉強して1年あれば達成できる時間です。ということで「1年で英語が話せるようになる」というのも、十分起こり得る事象だと思います。
個人の経験談になりますが、私は中高と英語は好きで、更には1年間浪人もしていますので、大学に入学するころまでには恐らく英語のReadingとListeningは1,500時間くらいは勉強したと思いますが、大学入学直前にニューヨークへ初海外旅行に出た際、全く話が通じず、毎日ポテトサラダしか買えませんでした(浪人生の頃受験したTOEICはスコア670だったかと)。
それがあまりに悔しかったので、大学入学後に意識的にスピーキングの練習を始めたのですが、「コミュニケーション取れるようになった」というポイントは、大学2年生の夏ころでしたので、アウトプット型で1,000時間を越えるタイミングがその辺にあったのだと考えています。
【英語ができるまでに必要な時間】
・インプット型、アウトプット型の2グループに分けて、それぞれ60時間、400時間、1000時間に次のレベルへ入る壁があり、「できる」と思える分岐点の一つは1,000時間。
・インプット型/アウトプット型への時間投入は、それぞれ副次的効果を持つと考えられるが、初期段階では非常に低く、中高6年間のインプット型学習が1,000時間を越えていたとしても、アウトプット型は高々100時間程度。アウトプット型でも累計1,000時間が必要。
以上、かなーり長くなってしまいましたが、前半半分を終えたいと思います。ダーッと書いてみたのですが、もう少し推敲して、定期的に補修したいと思います(^^)/
続きまして、後半については、外国語の勉強方法(英語編②)で書きたいと思います。
それでは(^^)/

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